2008年07月31日

【北欧の香り】アイデア・ブック スウェーデン式

みなさん、ワクワクしてますか?

今回は、フレドリック・ヘレーンさんの『アイデア・ブック スウェーデン式』をご紹介します。

アイデア・ブック スウェーデン式アイデア・ブック スウェーデン式
フレドリック・ヘレーン

ダイヤモンド社 2005-03-11
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本書との出会いをくれたのも、松山真之助さんの「Webook of the Day」です。
松山さん、本当にありがとうございます。

本書は、スウェーデン発のアイデア本です。
先ずは、Amazonの紹介文の抜粋から。

アイデアとセンスの国、スウェーデンからやってきた小さな本
スウェーデンといえば北欧デザインや絵本などが有名ですが、
国民性や、ビジネスマンを取巻く環境は、実は日本と似ているのです。

資源がなく、規模は小さいけれど、手先が器用でセンスがいい。
伝統がありながらも、いろんな文化を吸収するのが上手い。
グローバル経済のなかで超大国と対等に渡り合うには、
小さくてもキラリと光る「アイデアとセンス」で勝負していくのが正解です。

リラックスした瞬間にひらめきが生まれる
本書には、アイデア力を磨くためのヒントが満載です。
30点の小さなエッセイは、どれもさらりと読み切れる長さ。
「なるほど」とうなずいてしまう話も多数。
ONでもなく、OFFでもなく、リラックスした瞬間が一番ひらめきやすいと言います。
そんな時間に、本書をめくってみてください。

装画・イラストはキリンビール「8月のキリン」で有名な、大塚いちおさん。
優しさと親しみのあるイラストが、あなたの創造性を引き出してくれます。

本書には、ショートエッセイの形で30のアイデアのヒントが掲載されています。
そしてそれぞれのエッセイには、末尾にテーマに関連したお題が設定されています。

エッセイとお題をひとつだけご紹介しましょう。

はてなタクシー
<基本的な条件を取り除く>

新しいアイデアを考える方法として効果的なのは、ある活動に要求される基本的な条件を書き出し、そのうち一つを取り除いてみることです。

スウェーデンの首都、ストックホルムのタクシー業界を例に考えてみましょう。タクシー運転手に要求される基本的な条件は、

@道路に詳しく
A車の運転ができる

の2つです。
そこで、@の条件を除くことにします。

ストックホルムはタクシー運転手がいつも不足気味で、それがタクシーの台数不足、ひいてはタクシー待ちの長い行列につながっています。

一方で運転免許証のある、タクシーを運転できそうな失業者は大勢します。問題は、タクシーカード(タクシー運転許可証)を持っていないことでした。

タクシーカードを取得するには、市内はもちろん、周辺のほとんどすべての通りに詳しくなければなりません。難しい試験に合格する自信がなく、最初からあきらめてしまう人がほとんどです。

そこで「はてな(?)タクシー」を売り出してみてはどうでしょう。
一見、普通のタクシーですが、タクシーカードを取得していない見習いドライバーが運転するものです。

「はてなタクシー」は予約を受け付けられません(指定の場所までたどり着けるかわからないので)。しかし、通りで拾えます。だいたい、タクシーを利用する10回に9回までは、行き先も道順もわかっているものです。そんなとき利用しましょう。運転手に道順を教える代わりに、通常料金の8割で乗車できるというシステムです。

「はてなタクシー」のメリットはたくさんあります。まず、タクシーの台数が増える。通常のタクシーは事前予約を増やせます。「はてなタクシー」の運転手は給料をもらいながら道を覚えられるし、そのあとで試験に挑戦して「本当の」タクシー・ドライバーになることもできます。

これは、基本条件を排除してみると、よいアイデアが得られるかもしれないというたとえ話です。さて、もう一つの条件(車の運転ができる)を取り除くとどうなるでしょう。


あなたの業界・製品に要求される基本的な条件にはどんなものがありますか。
すべて書き出してみましょう。
次に、そのうち1つ取り除くと、どんなアイデアが出てくるのでしょうか。

たとえ話とは言え「はてなタクシー」は目から鱗でしたね。
すごい秀逸なアイデアだと思います。
日本には道を知らないカーナビ頼りの「はてなタクシー」レベルの運転手がいっぱいいるような気がしますが・・・料金が8割なら許せるんですけどね(笑)。

アイデアを考えるときに有効なのは、視点を変えるということ。
全く同じものを見ていても、アングルや広さを変えると違ったものが見えてきます。
「はてな(?)タクシー」のように、当然と思われている前提条件を変えてみるなんてことも有効ですね。

本書は、そんな「アイデアのヒント」が詰まった一冊です。
「アイデアのヒントがほしい!」という方、是非ご一読を。

最後は、スウェーデンの家具メーカーで日本にも上陸したイケア(IKEA)の創業者イングヴァル・カンプラード氏の言葉でしめましょう。


おおかたは、まだ行われていない。素晴らしき未来かな」


”ワクワク イキイキ 発スル 発スル”


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