2008年10月02日

【元祖!戦わない経営】いい会社をつくりましょう。

みなさん、ワクワクしてますか?

今回は、塚越寛さんの『いい会社をつくりましょう。』
ご紹介します。

いい会社をつくりましょう。いい会社をつくりましょう。
塚越 寛

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【著者プロフィール】

昭和12年長野県駒ヶ根市生まれ。
高校2年生の時に肺結核を患い、長野県立伊那北高等学校を
病気療養のため中退、その後3年間の闘病生活。

昭和33年伊那食品工業株式会社に入社。
昭和58年同社代表取締役社長に就任。
平成17年3月同社代表取締役会長に就任、現在に至る。

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【目次】

はしがき

プロローグ

第1章 目的と手段

第2章 自然体経営

第3章 開発型企業として”種まき”を

第4章 モラール経営

第5章 「かんてんぱぱガーデン」に込めたこころ

エピローグ

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【読書de課題解決】

■いい会社とはどんな会社なのか!?


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【委員長の気ままにサマリー】

本書は、1年半にもおよぶ「積読の魔術」から開放され、このように
日の目を見ることができました。

これも後輩KKB君の「伊那食品工業株式会社」といういい会社が
ありますよという情報共有からでした。
KKB君、ありがとう!

で、本書の感想は?

感動しました!

委員長は、浜口隆則さんの『戦わない経営』をバイブルにしている
のですが、塚越寛さんは、「戦わない経営」を30年近く実践して
こられたのです!!

過去の記事はこちら
「戦わない経営 その@」
「戦わない経営 そのA」
戦わない経営戦わない経営
浜口 隆則

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先日、石川和幸さんの『思考のボトルネックを解除しよう!』
ご紹介した際に、わたくし委員長が、チームを動かしていくために
必要なもの、メンバーのモチベーションを高めるために必要なもの、
チームワークを高めるための施策などを探し続けていることを
お話しましたが、この「戦わない経営」というコンセプトは、
ひとつの解であるかもしれません。

では、「元祖!戦わない経営」とはどんな経営なのか、
簡単にご説明しましょう。

<会社は誰のものか>
ここ数年来話題になったテーマですが、塚越さんは、

「会社はそこで働く社員のものだ」

と気持ちいいくらいきっぱりと断言しています。

そして、私が社長をしている間は、「上場しない」
断言しています。

なぜなら、「企業活動は株主の利益を最重視する」という考えが
強くなりすぎているからです。


<目的と手段>
塚越さんは、

「企業の目的は、社員を幸せにすることを通じて、いい会社をつくり、
社会に貢献することです。

社員が幸福になりモラルが高まれば、治安が良くなり、社会全体の
レベルが上がります。

この原点に沿った経営を積み重ねていけば、急成長はできませんが、
安定成長と企業の永続という、すばらしい宝物が手に入ります。

従業員を幸せにするという会社の目的を忘れてしまうと、目先の
数字、目先の利益を優先する経営になり、幸せは二の次、三の次
となってしまうのです。

それでは、いくら努力をしても、宝物を手にすることはできない
でしょう。」

とおっしゃっています。

普通会社が追い求める「利益や成長」を「手段でしかない」と、
塚越さんは言い切っています。


<末広がりの八の字経営>
ここで「すごい」と感じたのは、「成長は必ずしも善ではない」
という考え方です。

みなさん、何故「成長は必ずしも善ではない」のかわかりますか?

塚越さんはこのようにおっしゃっています。

「急成長には、そのあと必ず急激な落ち込みが伴います。
このことは、多くの事例が示しています。
歴史が教えているにもかかわらず、急で無理な成長の結末として、
社員や仕入先、納入先を路頭に迷わせ、工場閉鎖などによって
地域社会に迷惑をかけている経営者があとをたちません。

末広がりの成長をつづけて永続するためには、急成長はマイナス
なのです。成長は必ずしも善ではありません。」


このような塚越さんの経営哲学のベースになっているのが、
二宮尊徳先生の言葉なのです。

 遠くをはかる者は富み

 近くをはかる者は貧す

 それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。

 まして春まきて秋実る物においてをや。

 故に富有なり。

 近くをはかる者は

 春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず

 唯眼前の利に迷うてまかずして取り

 植えずして刈り取る事のみ眼につく。
 
 故に貧窮す。



本書を読んでいて、ハッとさせられたことがあります。

それは、現在勤めている会社が、かなり塚越さんの経営思想に近い
という事実です。

客観的に見れば、自分は、何て恵まれた環境にいるんだろう
ということに気づかされたのです。

そんな恵まれた環境に感謝するどころか、ここが不満だ、ここが
足りないと、自分自身の満たされない想いを、お前は会社のせい
にしているだけではないのか
と気づかせていただいたのです。


いい会社ってこういう会社だよという示唆をいただいたとともに、
自分のいる環境に感謝する気持ちにも気づかせていただきました。


塚越寛さん、
良書との出会い、ありがとうございました。


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【本書を読んでほしい方】

■全ての経営者

■起業を志す方

■就職活動中の学生さん

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【本書の実践】

■自分にとっての幸せの意味を考える


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【委員長's キャッチフレーズ】

”ワクワク イキイキ 発スル 発スル”


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【本日のランキングは何位?】

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posted by ? at 05:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
委員長、こんにちは!

本書の存在は知らなかったのですが、著者が
『伊那食品工業』の社長ということでピンときました!

『伊那食品工業』といえば、ウチのブログでも
「絶対に外せない1冊」として紹介した
『日本でいちばん大切にしたい会社』で紹介されていた会社です。

本書もまた良さそうですね!
Posted by 早川 ノブ@BBR at 2008年10月02日 22:58
ノブさん、こんにちは。

本書、おススメですよ。

『日本でいちばん大切にしたい会社』、これも積読の魔術にはまりかけています。。。

ノブさんも絶賛されていますし、早いとこ魔術を解いてあげようと思います!
Posted by 委員長 at 2008年10月03日 05:33
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